愛媛県には皆様も良く目にする有名な「伯方の塩」がございますが、
そのお塩の仲間『フルール・ド・セル』が、和小屋にやって来ました。
かつてヨーロッパ大陸西部にあり、後フランス王国の一部となった旧ブルターニュ公国・ゲランデ州の州都でもある、
塩田が有名なゲランドが本場で、「塩の精華・精髄」という意味のフランス語だそう。
突然ですがせっかくなので、こちらが『フルール・ド・セル』でございます。
結晶は大きめでカリッとした歯応えがあるものの、一粒一粒が薄くて優しくしっとり柔らかい。
「塩の花」と呼ばれるのも、納得納得。
料理にはもちろんですが、カクテルにどうだろう(お酒の事ばかり)…なんて考えてしまいます。
因みに、お酒を扱っているお店で良く見かける「マルガリータ ソルト」がこちら。
一粒一粒がしっかりしていて、小ぶりながら存在感は抜群です。
カクテルの「マルガリータ」や「ソルティドッグ」のグラスの縁に付いているアイツ。
思い立ったが吉日、2種類の「ソルティドッグ」で塩比べ。
皆様から見て右手が『マルガリータ ソルト』左手が『フルール・ド・セル』
見た目は何も変わりません…悪しからず。
見慣れた『マルガリータ ソルト』は、一口一口飲む毎に塩気が後から追いかけて来る感じ。
『フルール・ド・セル』は、一口一口塩気と一緒に楽しめる感じ。
それぞれ味わい方は違いますが、無くてはならない名脇役。
たかが塩されど塩…お塩1つでこんなにも変わるとは、まさにこの事ですね。
※私的見解ですので、ご参考まで…。
是非『フルール・ド・セル』でカクテルを、とご注文くださいませ!
塩談議に花を咲かせましょう。